地震ってなんだろう？プレートと揺れの関係
私たちが住む地球の表面は、パズルのように何枚ものプレートで覆われています。
このプレートは常にゆっくりと動いていて、ぶつかり合ったり、すれ違ったりしています。
この動きによって生まれる大きな力が地震の発生源です。
特に、日本列島は４つのプレートがぶつかり合う場所に位置しているため、世界的に見ても地震が多い国です。
宮城県沖もプレートの境界に位置しており、過去にも大きな地震が繰り返し発生してきました。
宮城県沖地震ってどんな地震？ 過去の出来事から学ぼう！
宮城県沖地震とは、文字通り宮城県沖を震源とする地震のことです。
実は、この地域では、数十年の間隔でM7クラスの地震が繰り返し発生しており、「宮城県沖地震」と呼ばれる地震は複数回起こっています。
有名なのは、1978年の宮城県沖地震です。 この地震では、仙台市を中心に震度５の強い揺れを観測し、多くの建物が被害を受け、1000人以上の方が負傷しました。
また、2005年にも宮城県沖を震源とする地震が発生し、この時は、約100年前の1900年に発生した地震の再来ではないかと考えられています。
2011年東日本大震災との関係は？ 巨大地震のメカニズムに迫る！
2011年3月11日に発生した東日本大震災は、宮城県沖を震源とする巨大地震でした。
この地震は、1978年の宮城県沖地震とは比較にならないほどの規模であり、発生メカニズムも複雑です。
東日本大震災は、海のプレートが陸のプレートの下に沈み込む境界で発生しました。
長年蓄積されたプレートのひずみが限界に達し、一気に解放されたことで、マグニチュード9.0という巨大地震を引き起こしたのです。
この地震は、津波による被害も甚大で、多くの人々が犠牲になりました。
地震から身を守るためには？ 親子でできる防災対策！
地震はいつどこで起こるかわかりません。 だからこそ、日頃からの備えが大切です。
- 家具の固定： 地震で家具が倒れてこないように、壁や床にしっかりと固定しましょう。
- 非常持ち出し袋の準備： 水や食料、懐中電灯など、いざという時に必要なものを揃えておきましょう。
- 家族で役割分担を決めておく：地震発生時に、誰が何を担当するか、家族で役割分担を決めましょう。例: 父親はガス栓を閉める、母親は救急箱を持って避難する、子供はラジオを持って避難する。
- 避難場所の確認： 地震が起きた時に安全な避難経路・場所を確認しておきましょう。
- 家族との連絡手段の確認： 災害時は携帯電話が繋がりにくくなる場合があるので、家族との連絡方法を決めておきましょう。
これらの防災対策は、親子で一緒に取り組むことで、防災意識を高める良い機会になります。
過去を知り、未来へつなげ！
地震大国である日本では、いつ大きな地震が起きてもおかしくありません。
過去の地震から学び、日頃から防災意識を高めておくことが重要です。
今回の記事で学んだことを忘れずに、家族や周りの人たちと防災について話し合ったり、防災訓練に参加したりするなど、できることから始めてみましょう。
私たち一人ひとりの行動が、未来の安全安心につながっています。
