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【非認知能力の土台を育む】「自分に向き合う力」を高める家庭メソッド

自分に向き合う力
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子どもの“自己理解”が育つと、非認知能力が伸びる!

「うちの子、自分の意見があまり言えない…」「すぐ友達のマネをしてしまう」——そんなお悩みをお持ちの方へ。実はそれ、「自己理解」が深まることでグッと改善するかもしれません。

現代の子どもたちは、SNSや点数主義の評価など、外からの影響を強く受けがち。そのため、「自分はどう感じているのか」「なぜそう思ったのか」といった“内面との対話”の機会が減少しています。

けれども、「自分に向き合う力(=自己理解力)」は、非認知能力の土台ともいえる重要な力。
たとえば──

  • 感情のコントロールがしやすくなる
  • 他者とのコミュニケーションがスムーズになる
  • 困難に直面しても、くじけずに立ち直れる
  • やる気や集中力が持続しやすくなる

など、人生を自分らしく切り拓くためのスキルが、自己理解を通じて育まれるのです。

家庭でできる!「自分に向き合う力」を育てる3つのステップ

学校ではなかなか補いきれないこの力、じつは家庭だからこそ育てやすいのです。
以下の3ステップで、親子のかかわりから自然に育てることができます。

① 感情に名前をつける

「今日はうれしかった?」「イライラした?」など、気持ちを言葉にする練習をしましょう。
色で表現したり、絵に描くのもOK!感情に名前がつくと、子どもは“自分の気持ち”を客観的に見られるようになります。

② 日常をふりかえる

「今日、いちばん楽しかったことは?」「ちょっとイヤだったことは?」など、日々の出来事を振り返る習慣をつくりましょう。
気持ちと出来事をセットで話すことで、「なぜそう思ったのか」「自分はどういう人か」が見えてきます。

③ 小さな目標を立てる

「今週はどんなことにチャレンジしてみたい?」「どんなふうにがんばりたい?」といった前向きな問いかけで、子ども自身が“行動の理由”を持つようになります。
これが自律性やモチベーションの育成につながります。

保護者ができる!すぐ始められる家庭実践例

毎日の生活の中で、気軽に取り入れられる工夫をいくつかご紹介します。

  • 感情日記をつけてみよう
    「今日の気持ち」を一言でもいいので書き残してみる。年齢に応じて、絵やスタンプでもOK!
     →感情の棚卸しができ、自己表現力もアップ。
  • 親子の“ふりかえりタイム”をつくる
    夕食後や寝る前に、「今日の楽しかったこと・がんばったこと」を1つずつ話し合う。
     →成功体験を自覚しやすくなり、自己肯定感が高まります。
  • 「なんでそう思ったの?」と聞いてみる
    子どもの発言や選択を否定せずに、その理由を一緒に考えるよう促しましょう。
     →考えるクセがつき、自分の思考パターンに気づけるようになります。
  • ネガティブな気持ちも受け止める
    「それはイヤだったよね」「悔しかったんだね」など、気持ちへの共感がカギ。
     →感情を否定せずに受け入れることで、安心して自分と向き合える環境が整います。

こうした小さな声かけや関わりが、自己理解力を自然と育てていくのです。

自己理解が深まると、非認知能力がこう変わる!

「自分に向き合う力」が育つと、次のような非認知能力の伸びが期待できます。

  • 感情コントロール力:気持ちに振り回されず、自分を落ち着かせる力が育つ
  • レジリエンス(回復力):失敗やイヤなことがあっても、柔軟に立ち直る力がつく
  • 自己肯定感:良いところも苦手なところも、まるごと受け止めて「自分って悪くない」と思えるようになる
  • モチベーションと自律性:「やらされる」から「自分でやる」に変わる主体性が芽生える

これらの力は、テストの点数では測れないけれど、生きていく上で何よりも大切な力。
「自己理解」は、すべての“非認知能力”を育てるベースなのです。

教育のゴールは「自分を知ること」から

知識だけでは未来を切り拓けない時代。
必要なのは、「自分を知り、自分を活かす力」です。

家庭でできるサポートの基本は、「教える」ではなく、「問いかける・待つ・共感する」こと。
毎日のちょっとした会話やふりかえりの中で、子どもは「自分ってどんな人?」と少しずつ考えられるようになります。

家庭は、子どもが“自分らしさ”を育てる第一歩の場。
今日からできる小さな問いかけが、10年後、20年後の“生きる力”につながっていきます。


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