「うちの子、テストの点は悪くないのに…」と悩んでいませんか?
「テストの点数は良いのに、コミュニケーションが苦手…」 「言われたことしかできない…」
そんな悩みをもつ親御さんは少なくないのではないでしょうか?
従来の学校教育では、テストの点数や成績など、数値化しやすい「見える学力」ばかりが重視されてきました。しかし、社会に出ると、コミュニケーション能力や問題解決能力、創造力といった数値化しにくい「見えない学力」が重要になります。
グローバル化やAI技術の進歩など、社会構造が大きく変化する現代において、子どもたちが将来、予測不能な時代を生き抜くためには、この「見えない学力」がますます重要になってきているのです。
岸本裕史氏著『見える学力、見えない学力』が教えてくれること
本書『見える学力、見えない学力』(著者:岸本裕史、発行所:株式会社 大月書店)では、「見えない学力」の重要性を説くとともに、家庭でどのようにすればその力を育むことができるのかを、具体的な事例を交えながら解説しています。
例えば、日常生活の中で子どもが何か失敗をした時、頭ごなしに叱るのではなく、「なぜ失敗したのか」「次はどうすればいいのか」を一緒に考えることで、子どもの問題解決能力を育むことができます。
また、絵本を読み聞かせたり、一緒に絵を描いたりするなど、親子で楽しく過ごす時間を増やすことは、子どもの豊かな感性や想像力を育むことに繋がります。
「見えない学力」を育むために、親ができること
本書では、「見えない学力」を育むために、親ができることを具体的に紹介しています。
【家庭でできる実践方法】
- 遊びや日常生活の中で、子どもに「考える」習慣をつけさせる
- 自然と触れ合う機会を増やし、子どもの五感を刺激する
- 読書習慣を身につける
- 地域活動など、様々な人と関わる機会を作る
【親が心掛けるべきこと】
- 子どもの個性や自主性を尊重する
- 失敗を恐れずチャレンジさせる
- 「なぜ?」「どうして?」と問いかけ、子どもの思考力を育む
まとめ
AI時代を生き抜く子どもたちに必要なのは、変化の波に柔軟に対応できる力、つまり「見えない学力」です。
本書を読めば、子どもの「見えない学力」を伸ばすためのヒントがきっと見つかるでしょう。
今一度、ご自身の子育てを見つめ直し、子どもたちの未来の可能性を広げてあげるために、本書を手に取ってみてはいかがでしょうか?