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勉強嫌いが「解ける楽しさ」に目覚める!学習効果を最大にする2つのスパイス

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「うちの子、何度も同じ漢字を練習しているのに、テストになると書けないんです」 「公式は覚えたはずなのに、文章題になると手が止まってしまう……」

こんなお悩み、実は多くのお父さんやお母さんから伺います。一生懸命机に向かっている姿を見ているからこそ、結果に繋がらないもどかしさを感じてしまいますよね。

38年間、多くの子どもたちに伴走してきて気づいたことがあります。それは、勉強の内容以前に情報の入れ方を少し工夫するだけで、子どもの「わかった!」という笑顔が劇的に増えるということです。

今回は、脳の仕組みを味方につけた「ブロック練習」と「ランダム練習」という2つの魔法のスパイスについて、一緒に紐解いていきましょう。


目次

基礎体力をつける「ブロック練習」のコツ

まずは「ブロック練習」という方法です。これは、一つのことを「これでもか!」というくらい集中して繰り返すやり方です。

イメージとしては、野球の千本ノックや、ピアノのスケール練習のようなものですね。 「今日は『あ』のつく言葉だけを練習する」「今は九九の7の段だけを完璧にする」といったように、一つの固まり(ブロック)を徹底的に磨き上げます。

この方法の一番のいいところは、迷いがなくなることです。 同じ動きを繰り返すことで、考えなくても体が動く、あるいは頭が反応する状態を作れます。初めて習う漢字や、九九の暗記、スポーツの基礎フォームなど、「まずは型を覚えたい」という時期にはこれ以上ない武器になります。

ただ、ずっと同じことをしていると、子どもはどうしても飽きてしまいますよね。 そこで、タイマーを使って「10分だけ集中して、3分は好きなことをしていいよ」と、小さな休憩を挟みながら進めてみてください。 「あともう少し!」という気持ちが、知識を脳の深いところに刻み込んでくれるはずです。

応用力を呼び覚ます「ランダム練習」

基礎が少しずつ固まってきたら、次は「ランダム練習」の出番です。 これは、あえて「混ぜこぜ」にして練習する方法です。

例えば、算数のドリル。 足し算のページ、引き算のページ、と分かれているのがブロック練習だとしたら、足し算・引き算・掛け算がバラバラに出てくるのがランダム練習です。

「えっ、そっちの方が難しくて効率が悪そう……」と感じるかもしれません。 確かに、解くスピードは少し落ちるかもしれません。でも、ここが運命の分かれ道です。

バラバラの問題が出てくると、脳は「これはどの道具を使って解けばいいのかな?」と一生懸命考え始めます。この「選ぶプロセス」こそが、実力を本物に変えてくれます。

スポーツでいえば、決まったコースに来る球を打つ練習から、どこに来るかわからない試合形式の練習に切り替えるようなもの。 実際のテストや日常生活では、答えはいつも予測不能な形でやってきますよね。 「ブロック」で基礎の筋肉を作り、「ランダム」でその筋肉の使い方を覚える。この順番を意識するだけで、お子さんの応用力は見違えるほどたくましくなっていきます。

「わかった」を「できる」に変える黄金比

「じゃあ、いつ切り替えればいいの?」という問いへの答えは、実はお子さんの表情に隠れています。

ブロック練習をしていて、「あ、これもう楽勝だね」という余裕の表情が見えたら、それがランダム練習へ移る合図です。 いきなり全部をバラバラにするのが大変なら、昨日の復習を一つだけ今日の練習に混ぜてみる、といった「ちょっとしたお邪魔虫」を入れるところから始めてみてください。

「あ、これ昨日やったやつだ!」と気づけた瞬間、子どもの脳にはパッと電気が走ったような刺激が生まれます。 この「自力で気づく経験」を積み重ねることで、自分から進んで課題に立ち向かう自信が育っていくのです。

最後に:学びを「楽しい冒険」に

どちらの練習法が優れている、ということはありません。 基礎を固めて安心感を作ってあげる時期もあれば、あえて少し難しい状況を作って知的好奇心をくすぐる時期もあります。

大切なのは、今お子さんが「どの段階にいるのかな?」と一緒に面白がって見守ってあげることです。 「今日はブロックでコツコツ型を作る日?それともランダムで腕試しする日?」 そんなふうに声をかけながら、毎日の学習を親子で楽しむ冒険に変えていけたら素敵ですね。

頑張るお子さんと、それを支えるあなたの毎日を、心から応援しています。


キッズ学習アドバイザーでは、子どもの発達や学習支援に関するブラッシュアップした情報をnoteでも多数発信しています。ぜひ、ご覧ください!

note:https://note.com/kidsla_jp

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